NHKの志門さんのTV録画で、奥田プロが15Yほどのアプローチで、「高い球」「低い球」で攻める実演をしていた。
たしかこんな事を解説していた。
「低いフック回転の球で、ピンを攻めようと考えると、自然にバックスイングはインサイドに上がります」
「逆に、高い球で攻めようとボールをイメージすると、若干アウトサイドにヘッドが上がります。」
奥田さんの低いアプローチのスイングは、びっくりするほどインサイドに引かれる。
この軌道を、僕のレッスンプロが見たら「インサイドに引きすぎですよ!」と言われ。自分も「あ、またミスしてしまった」と感じるだろう。
でも、インサイドに引くことは何も間違いなんかでは無いということだ。
志門流の考えは、
まずスイングの形が先にあるのでは無い。
打ちたいボールのイメージが先にあって、
そのイメージを持つと、自然にテークバック(スイング)は形取られると言うのだ。
もっと言うと、そのボールのイメージも「自分から発信してはいけない」そうだ。
そのホールを見て、そのホールからのイメージに「はいはい」と素直に従えば良いそうなのだ。
この点は、もう少し上級者でないと難しそうだが、言い得て妙だ。
つまり、低いフック回転のボールを出すには、インサイドに引くことが必然になるのだ。
たったこれだけの事だけど、僕に大きなショックを与えた。
2010年5月16日日曜日
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