2013年3月3日日曜日

コックとヒンジ角とは?

この内容は、中井学さんの以下WEBより抜粋した内容の備忘録だ。
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110419/spo1104191053000-n1.htm

●コックとは?
コックとはテークバックの際、左手首を親指方向に曲げること

コックはアドレスでのライ角をキープするために行う動作

●ヒンジ角とは?
テークバックのときにできる右手甲と右腕の角度(写真〔1〕)のこと

ヒンジ角はアドレスでのロフトを維持する動作。


このヒンジをキープしたままクラブを下ろすことでタメが生まれる











ヒンジ角をキープしなければ、インパクトでボールを正確につかまえることはできません。インパクトではヘッドよりグリップ位置が先行するハンドファーストの形が理想ですが、ヒンジ角が解けることで、ヘッドが先行するハンドレートになってしまうからです。

 アプローチでも、ヒンジ角をキープしたまま体を回転させることができれば、ダフリやトップもなくなります。

しかし、多くのアマチュアは手だけでクラブを操作しようとするため、ヒンジ角をキープできず、インパクト前に解いてしまいます。その結果、手首をひねる動きになり、フェースが返ってしまうのです(同〔2〕~〔3〕)

 左へ引っかけたり、ボールの手前をザックリする原因はここにあります。



















ただ、いきなりヒンジ角をキープしたまま、体を回しながらクラブを振れといわれても難しいでしょう。
それなら、逆にアプローチに限ってはヒンジ角を意識的に解いてみてはどうでしょうか。甲側に折れていた右手首を意識的に手のひら側に折るのです(同〔1〕~〔4〕)。これなら、腕だけでクラブを操作している人でも簡単にできます。


 






サンドウエッジにはバンスがあるため、ソールが滑りやすくなっています。“逆ヒンジ角”をつくることにより、ロフトをキープしたままボールをとらえるので、かえって高く上がります。フェース面が返ったり、リーディングエッジから下りてくることもないので、ダフリやトップといったミスも防げます。



バンカー越えや砲台グリーンに向かって打つときなど、ボールを上げたいときに有効です。インパクト後、クラブフェースを自分に向けるイメージで、右手甲を下に向けましょう(同〔5〕)。






ダフリやトップだけでなく、シャンクやチャックリといったミスが突発的に出る人にも効果があります。

あらかじめフェースを開いたり、カット軌道にクラブを振る必要もないので、だれでも簡単にできます。しかも、アドレスで目標に向けたフェースの向きが変わらずにボールをとらえるので、方向性もよくなります。ただし、ボールが上がりやすい分、あまりランが出ないため、少し大きめにクラブを振りましょう。

このほかの参考